「アロハ、ハワイへようこそ」。ホノルル空港に降り立つといつもハワイの人々の温かい笑顔と花の香り、頬をなでる微風に迎えられる。何度でも訪れたいと思わせる、歴史と文化の詰まったオアフ島。人口はハワイ最大で、楽園に集う人々のエネルギーはアート、ファッションの新しいムーブメントを起こし、毎月第1金曜日の夜は、多くの若者で賑う。また、ロハスをキーワードに地産地消を推進する食文化の盛り上がりやスピリチュアルに目覚めるヨガ&トレッキングなど、自然と都会、伝統と革新がほどよく融合。人々を魅了するマナ(生命を吹き込む神秘の力)にあふれている。オアフ島を知れば知るほど奥深いハワイの魅力に触れることができるだろう。

ハワイの町のいたるところで見かけるハワイ語が「E komo mai!」(=ようこそ!)。世界中から訪れる人々を温かいアロハの心で迎えてくれる。古代ハワイアンは人を招くのが大好きで、隣人は皆オハナ(家族)で、ルアウ(宴)では村中の人々を招いてごちそうを振舞っていたという。現代でもローカルの間でその心が引き継がれている。

  • 島のあちこちで開催されるファーマーズマーケットは、今一番熱いスポット。新鮮な地産食品や名物グルメが勢ぞろい。なかでも人気は土曜日開催のKCCファーマーズマーケット。朝早く行って朝食もここで食べるのがベスト。手作りジャムや蜂蜜、シロップなどメイドインハワイのレアなお土産がゲットできる。

  • ハワイ王国最後の女王リリウオカラニは、アロハオエなどの名曲を作曲した音楽家としても有名。イオラニ宮殿では、幽閉されていた当時の暮らしぶりと彼女の生涯を紹介しており、ハワイの民衆を守るため最後まで強い信念で生き抜いた一人の女性の愛国心に触れる、ハワイの歴史と文化を理解するためには外せないスポット。

  • 世界中の文化が溶け合うオアフ島には、自然と一体になれる様々なアクティビティが充実。朝早く開催されるビーチでのモーニングフラやスタンドアップパドルなど、悪い気を浄化するパワーがあるとされる海で体を動かすことは、これまでの運をリセットして、新しい運気を開いてゆく力となる。

ティモシー・リュウ(Timothy Liu)
ハワイアン航空アジア地区セールス担当シニア・ディレクター

オアフ島のココヘッド・クレーターはハイキングに最適で頂上からはホノルルの町全体を見下ろすことが出来ます。ローカル・フードをお探しの方には、サイド・ストリート・インがおすすめです。炒飯やショートリブのBBQ、ガーリック風味の枝豆などがあります。マウイ島に滞在されるならば、早起きをしてハレアカラ国立公園までドライブしてみて下さい。雲の間から昇る日の出は格別です!絶対に早起きする価値があります。