昔、モロカイに住むフラの女神ラカとそのファミリーだけがマウナロアの頂き、Ka‘anaで、フラを踊ることが許された。ラカはフラの守護神であり、ラカが存在するだけで回りに生命力があふれ、病気も回復するという善のエネルギーのシンボルとして伝えられる。神の踊りフラ、人々は女神の舞う姿を見て、それを真似るようになった。
島の中心にあるカウナカカイから遠く離れた島の西端にある、広大なスケールのモロカイ牧場。アメリカ中西部のような拍車を付けた本物のカウボーイに出会える。きちんとした指導のもと、本格的なロデオ場で牛追いや牛囲い、選り分けなどのカウボーイさながらの体験ができる。
3面を太平洋に囲まれ、他のエリアから海食崖で切り離されたカラウパパには、ハンセン病患者が1866年から1969年まで強制的に隔離された。ダミアン神父は33歳で派遣され、患者のケアに生涯を捧げる。ローマ法王パウロ6世が神父の偉業をたたえ、バチカンで列聖式が行われた。