外観

善光寺の目の前にあります。宿坊は本来「お寺」なので、重厚な門構えです。普通の旅館を想像していくと、通り過ぎてしまうかもしれません。一歩中に入ればお線香の香りがして、お寺に宿泊させていただくという有難さを実感します。

客室

改装後ということで、青い畳のにおいがする、清潔感ある広々としたお部屋でした。お布団はすでに敷かれていましたが、敷き布団も掛け布団もふかふかで、気持ちよく眠れました。お部屋にはテレビ、エアコン、空気清浄機も完備され、居心地も満点です。

お風呂

お風呂は全面に畳が敷かれていました。冬場でも寒くないようにとのご配慮だそうです。畳を濡らすことには若干の罪悪感を感じてしまいましたが（笑）足元も気持ちよく過ごせました。シャンプー等のアメニティも完備しています。

料理

朝食はシンプルですが、やはり手作りの温かさがありました。早朝の「ご朝事」から帰るタイミングで、温かいものを用意してくださいます。タマゴかけご飯用に黄身のみ、白身はお味噌汁に使われていて、食材を生かす使い分けも、さすがなだ、と思いました。

景色

宿坊からほど近くに、善光寺の「仁王門」があります。四国や秩父の霊場巡りのひとつにもなっていて、たくさんの「わらじ」が下げられています。ふたつの仁王像は大きくて、繊細な彫刻が施されていて、しばらく見入ってしまいました。