湯河原の温泉街の通りからは奥まったところにあるので、宿に向かいながらのんびり過ごせそうな期待が高まりました。宿に到着すると、木々に囲まれ、川のせせらぎが聞こえてくる中で、建物に向かうアプローチを進むと、ひっそり佇む隠れ家的なお宿が現れてきました。

ローベッドなので、和室でもお布団を敷かずに、ベットの上や畳の上でゴロゴロ過ごせるのがよかったです。お部屋は窓が大きく、自然を近くに感じられました。テレビはつけずにお部屋の窓を開けて、川のせせらぎを聞きながら、友人とのおしゃべりが弾みました。

館内で着る浴衣が選べました。カラフルでかわいいデザインの浴衣で、選ぶのにすごく悩みました。非日常の旅行だからこそ普段着ないようなデザインの浴衣を選ぶのもいいかな、と思い切りました。浴衣姿の写真も、いい記念になりました。

貸切露天風呂 Do湯遊は、40分の予約制の貸切制。お風呂と同じところにある休憩スペースには、テレビやオーディオ、冷蔵庫（中にはビールが入っています）もあり、時間いっぱい満喫できます。美肌の湯と言われる湯河原温泉はお湯が優しかったです。

朝食は干物を炭であぶり、焼きたてがいただけるというのが嬉しかったです。干物の種類と卵料理はチェックインの後に選ぶことができ、私はエボダイと温泉卵、友人はアジと茶碗蒸しを選びました。品数も多く、土鍋で炊いたご飯が進みました。

ロビー奥のカウンターからの景色です。横長の大きな窓から見る景色は、遠くから見ると額縁の中の絵を見ているようでした。カウンターに座り間近の木々をみたときに、たくさんの緑色があることを知りました。秋には紅葉、春には新緑が楽しめると思います。